最近テレビのCMで良く放送されている「こすらない」お風呂の洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」の売上が好調の様ですね。
2018年9月に発売されてから垂直立ち上げに成功し、10月の売上ランキングでは、バスタブクレンジングの本体と詰替えの合わせて4商品がトップ10に入りました。
今までのお風呂用の洗剤と比べて「こすらない」という点をアピールしたのが成功の秘訣ですね。
湯あかのこびりつきの原因の一つは水道水に含まれるカルシウムですが、バスタブクレンジングの洗浄液は、このカルシウムを除去して汚れを浮かせることでこすらずに汚れを落とすことが出来るようになったのです。
更に、バスタブ用の洗剤は、泡で出るタイプがほとんどですが、バスタブクレンジングは、泡ではなくてミストが噴出されます。
それも、ワンプッシュで従来の2倍の洗浄液がミスト状に出るヘッドを新開発して、ミストがむらなく広範囲に噴霧出来るようになっています。
バスタブクレンジングのコマーシャルを見ていて、あれっと思った方もいると思いますが、コマーシャルではバスタブクレンジングの洗浄力については何も宣伝していません。
新たに開発した洗浄液で洗浄力もアップしているのにかかわらず、洗浄力には触れずに「こすらない」という使い方だけをアピールしたのです。
この「こすらない」という使い方に特化したアピールが、最近のトレンドでもある「時短商品」マッチしてユーザーを獲得したのです。
商品そのものの魅力もありますが、それ以上にプロモーションで成功した商品と言えるのではないでしょうか?
今後も勢いを維持できるかどうか?
楽しみですね。