転職を考える時「人の役にたつ仕事がしたい」という考えは必要か?

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転職先を探す時、「人の役に立つ仕事がしたい」という希望をよく聞きます。

でも「人の役に立つ仕事」というのはどんな仕事でしょうか?

「人の役に立つ仕事」と聞いて思い浮かぶのが福祉関係の仕事ではないでしょうか?

医療や介護の仕事であれば、人の役に立つ仕事をしていると実感できるでしょう。

実際に病気や健康不安で困っている人をサポートするのですから、医療・福祉関係の仕事は「人の役にたつ仕事」ですね。

他には、警察官や消防隊員、救急隊員も直接的に「人の役に立つ」仕事ですね。

でも「人の役に立つ仕事」はこういった困っている人を直接的に助ける仕事ばかりではありません。

物を作る製造業の仕事も、その製品を必要としている人の役にたっているので、「人の役に立つ仕事」になります。

学校の先生も「人の役に立つ仕事」です。

バスの運転手さんも「人の役に立つ仕事」です。

駅の事務員さんも「人の役に立つ仕事」です。

スーパーのレジ係りの人も「人の役に立つ仕事」です。

銀行員も「人の役に立つ仕事」です。

証券会社の社員も「人の役に立つ仕事」です。

不動産会社の社員も「人の役に立つ仕事」です。

仕事というのは、全て、誰かの為に行っているのもです。

その仕事の成果を必要としている人に対して、役立っているのです。

逆に「人の役に立たない仕事」はどんな仕事でしょうか?

この質問に即座に答えられる人っていますでしょうか?

これはなかなか難しいではないでしょうか?

ほとんどの仕事は必ず誰かの役に立っています。

「人の役に立たない仕事」をしいて挙げるなら

  • 詐欺師の仕事
  • どろぼー
  • ギャング
  • マフィア

の様なことをしている人になるのではないでしょうか?

でもこれらは「犯罪」なので「仕事」では無いですよね。

こう考えると、「人の役に立たない仕事」は存在しないのでは無いでしょうか?

転職を考える時「人の役にたつ仕事がしたい」と考える必要は無く、どんな仕事でも「人の役に立っている」のです。

それよりも、

  • 自分がその仕事を好きになれるか
  • その仕事に熱中できるか
  • 自分の能力を発揮できるか

という観点から考えてみませんか。