信じられないかも知れませんが、今の日本にはこれだけ食べ物が溢れていて、食べ物の廃棄ロスが問題になっているのに、今でも栄養素が不足する人が多くいるのです。
健康の維持や体の成長に必要である栄養素は、ほとんどが食物をとることにより摂取しますよね。
どうして、食材がたくさんある世の中で栄養素不足になる人がいるのでしょう。
この頃は、食事を必要とする時にどんな物でも食べることができるために、逆に栄養素に不足が生じるようです。
健康を保つために体が必要としている栄養成分には色々なものがありますので、偏食は栄養不足の原因となります。
日本人に不足しがちな栄養素としてよくあげられるのは、カルシウムです。
カルシウムを補うために、毎日牛乳を飲んだり、魚の小骨を食べたりしている人もいますが、カルシウムだけでなく、他のミネラルも最近は不足する傾向がありますので気をつける必要があります。
マグネシウム、亜鉛、銅、鉄など体に必要なミネラル成分が不足しやすい食事をしている人が多いようです。
体の維持成長に必要な栄養素が不足すると、当然体に様々な弊害が生まれます。
栄養素によっては即座に病気になってしまうわけではありません。
しかし継続して栄養素が足りなくなると、病気を引き起こすこともあるといいます。
栄養素不足のために、具合が悪いという可能性もあるでしょう。
健康な体であり続けるためには、普段の食事にも気を配り、栄養素に不足はないか考えることです。
体にいいバランスの取れた食事が健康の基本です。