昨年ブレイクしたシビ辛調味料「花椒(ホアジャオ)」を使った麻婆豆腐「凄味麻婆豆腐の素 香りの四川式」がハウス食品より発売されました。
麻婆豆腐の素は中華用の調味料の中では市場拡大が続いているカテゴリーで、市場規模は200億円にもなっています。
麻婆豆腐の素というと、「丸美屋食品」と「味の素」が先行していましたが、そこにハウス食品が後発で参入してきました。
ハウス食品の「凄味麻婆豆腐の素 香りの四川式」の特徴は、ハウス食品のカレーペースト「きわだちカレー」で培った独自の低温殺菌技術によって、加熱で香りや風味が損なわれるのを抑えたことです。
この低温殺菌技術のおかげで、花椒の香りや、豆板醤、甜麺醤、豆鼓醤の風味とコクがしっかりと残っています。
凄味麻婆豆腐の素には、香りの四川式の他にもショウガとオイスターソース風味の広東式もありますが、断然「四川式」がオススメです。
辛さが苦手な人には「広東式」もいいですが、辛さの中に深いコクと花椒の香りを味わえる「四川式」を一度試してみてください。
辛いと思いながらも、また食べたくなる味です。
ハウス食品の「凄味麻婆豆腐の素 香りの四川式」のもう一つの特徴が、その販売方法です。
通常の麻婆豆腐の素は、調味料の陳列棚にて販売されていますが、このハウス食品の「凄味麻婆豆腐の素」は、豆腐類売り場に陳列されているのです。
全てのスーパーで、豆腐類売り場に陳列されている訳ではありませんが、ハウス食品としては豆腐類売り場での陳列を強くプッシュしているのです。
確かに、豆腐を買った時、すぐそばに麻婆豆腐の素があれば、「今日は麻婆豆腐にしよう」という思って麻婆豆腐の素を買うことがありますよね。
今までこういった素材の近くに素材と関連する調味料が置いてあるのは、スーパーの独自の販促かなと思っていましたが、「凄味麻婆豆腐の素」ではメーカーが豆腐類売り場の近くを推奨しているのですね。
こういった調味料がどんどんと商品化されてくると、家庭で手軽の本格的なレストランの味が楽しめるので、ありがたいですね。